次世代自動車普及戦略と世界の動向へ参加

天然ガストラックの導入でお世話になっている東邦ガスさんのご案内で、「次世代自動車普及戦略と世界の動向」イベントに参加してきました。欧州各国の物流部門でスタンダードになりつつある天然ガストラック。その世界的な動向を勉強しつつ、日本での今後の展開情報を仕入れることが目的です。会場となった、立命館大学（大阪いばらきキャンパス）まで、天然ガスバスに乗っての移動でした。

当日の講演を聞いていて驚いたのが、日本での天然ガストラック（バス）の導入実績が4万台であるのに対し、欧州（お話をお聞きした印象では、特にイタリア）において、公共インフラ（バスなど）のほとんどで天然ガスバスが導入されていること。日本では、天然ガスバスを見かけることはほとんどありません。

天然ガスを自国で調達できることが導入が盛んになっている背景にあると聞き、日本の導入実績との差が開いていることに納得でした。資源が乏しい日本では、他の資源と同様に輸入に頼る天然ガスに優位性を見出すことは難しそうです。それでもやはり、環境・エコドライブの事を考えると天然ガストラックの選択肢は魅力的です。
天然ガストラックの導入を更に前進させる、とまでは行きませんが、今後も天然ガストラックの動きに注目していきたいと思います。